病院の転職は礼儀正しくやめる

看護師の転職する際に成功する人の特徴がいくつかあります。
その一つが、「辞めるときに人がわかる」ということです。

 

例えば、昨日まで仲良かった先輩が急によそよそしくなったり、反対にこれまでな「なんか苦手だな」と思っていた方が、むしろ「がんばって!」と声をかけてくれたり・・・

 

跡がない状況になってはじめて、自分がどう思われていたのかがはっきりするようです。

 

それはいうまでもなく、退職しなければ、転職もできないわけです。
本当は、ちゃんとした辞職方法をマスターしない限り、真に転職に成功したとはいえません。
周りと自分を冷静に分析して、向き合う力が求められているわけです。

 

退職する際の態度や言葉はその後も影響する

「世の中は狭い」といった言葉を使うことがあります。
意外なところで共通の友人が見つかった時などに使われますが、自分たちの行動範囲や香油関係が自ずと限定されたものであることが示されるものです。

 

そこで重要なのが、「立つ鳥跡を濁さず」ということです。
よく転職する方でいるのが、「辞めることが決まった途端、言いたいことが言えてすっきりした」というパターンです。

 

そのときの行動は、いつの間にか次の職場に伝わっているものです。
これは転職の多くが、今の仕事の経験を生かしたもの、すなわち同じコップの中での移動にすぎないのでしかたのないことです。
一般的には、褒め言葉は伝わりませんが、悪口は広まるのが早いものです。
退職の際に言う言葉は、余計に気をつける必要があります。

 

転職にあたっては、まず退職する場所で、自分の敵に回りそうな人を見つけて言葉を選んで接する、ということが必要です。

 

なにもこの場に及んで好きになってもらう必要はありません。
少なくとも南房総市で働く病院が決まっているなら、転職の邪魔しないでほしい、ということを事前に働きかけておくことです。

 

看護師の悩みはいろいろあるかもしれませんが、嫌味を言いながら退職するのはよろしくないようです。